※進展があったので追記しました。
お判りいただけただろうか…。
始まり
カービィ界隈の方で、Amazonの違法商品にされてしまったとツイートされてる方がいました。
さあて通報してやろうとアクセスすると、なんとそこには私の絵もジグソーパズルにされていました!
amazonで二次創作イラストを無断使用した商品めちゃくちゃ大量に出品されてますけど困っている方はこちらの方法でバンバン削除しちゃってくださいねhttps://t.co/6xv1izithJ
— レマ (@Reman_Kamuy) 2022年5月7日
7月4日の昼。
これを知っていたので、早速試したところ、ものの見事に1時間以内に消え去りました。すげー!
ページ自体は残っててアクセスできるのですが、まあ私の絵が消えたのなら良いだろう…と思っていました。
しかし謎のメールが届いています。
「お客様の報告には追加情報が必要です」…も何も、消えてるんですが。
そのリストだって、手引書のものをコピペしてきちんと入力して送っています。
まあ、消えたならいいか…。
その夜、家に帰ってからアクセスすると、あれ、まだ私の絵があるじゃないですか…。
しかもなんか増えてるような…
「スマホから見たから消えたように見えたのかな…。スマホって見づらいしな…。」
もう一度申請します。するとすぐに、同じ文面の自動返信メールが返ってきます。しかし、よく見るとちょっと違う…。
以前ご連絡しましたように
芸が細かいな…。
どうもこの部分を送らないといけないようです。
提出に際しては、冒頭に認証コードXXXXXXXXXXX を記載してください。認証コードが記載されていないと、報告が却下されてしまうことがあります。
仕方ないので再提出します。
メールのタイトルがおかしいんですよね…最初の1文字目の「に」ってなんなんでしょう…。
もう1個、絵柄違いとして私の絵が使われていたので、こちらを申請します。ジグソーパズルのピース数の違いで商品IDが違うので、1つの絵柄につき3件提出しなければならないので面倒くさいです。
ところで、連絡先の個人情報の欄が既に記入されているような気がするんですが…。
楽だけど不安だな…。
さて、送信後に受付メールが来ました。
受付メールの文面が先ほどの物と違うのは、何故でしょう…。
こちらも1時間前後で消えました。しかも私の絵以外も、1つを残して全て消えました。
ページにアクセスできるように1枚だけ残したのか…?
メールボックスを見てもやっぱり何も来ていません。
Amazonからのメールにあった、
「これには通常、1 ~ 2 日かかります。」とはなんだったのでしょうか。
「報告を調査しましたら、E メールでお知らせいたします。」とはなんだったのでしょうか。
とりあえず消えたので寝ます。
復活
翌日、7月5日の昼。
さて、消えてるかな?とURLを確認してみると、あれ、私の絵が復活している…。
今回もスマホから確認しているので、一旦信用せず、家に帰って確認することにします。
PCをつけると、昨日、削除確認後に開いたままのタブが残っていました。
やっぱり昨日の時点では消えています。
タブを複製して、ページを更新してみると…
や、やっぱり蘇ってる!!!!!
怖…
それとお気づきでしょうか、販売元・出荷元が違います。
少なくとも複数いるのか…。
とりあえず、任天堂に通報しました。
このショップは、公式イラストも利用して商品を作っていますので何ら問題はありません。
私は任天堂の不正商品ご提供窓口という素晴らしいページを知っているので、ここにショップのURLやブランドのURLを投げ込みました。
でも任天堂でいいのかな?とは疑問に思います。カービィはHAL研究所です。
HAL研究所の方はお問い合わせ窓口しか見つからないのですが、積極的にこういった不正商品を募集されてるのかはわかりません。
別に送ったところで何の問題も無いと思っていますが…。
それと、多分、ファンやゲーマーでなければ、HAL研究所と任天堂の違いを理解してないと思うので、別に任天堂の窓口に投げ込んだところで、それも何の問題も無いと思っています。
万が一Amazonから申請を却下されても、二次創作はこういう時、企業に通報できる強みがありますね。ファンアートに対処するとは思えませんが…。
オリジナルだったら個人でやるか弁護士雇うかの2択しかないですからね…。
転載や使用対策をしないといけないな、と強く思います。
削除申請が通った
受理メールは英語かよ!!
でも文章中に「removed」「24 hours」とあったので、ああ消えたんだなと思いました。
で、これの後にも2通受理メールが来てます。私は2件しか申請していないのに、3件の受理メールが来ています。
どうやらこの上記の受理メールは、「以前ご連絡いたしましたように~」と叱られたメールの受付番号と同じです。(以下Aとします)
↑これ。受理番号Aのメール。
この後に認証コードを添えて申請し直した際に、受付番号は変更されていました(以下Bとします)。
だからおかしいんですよね…Aの受付番号は無効になっているはずなんです。
それがなぜ受理されているのでしょう…。
そして認証コードを添えた再申請の後に、別の絵柄を通報しました。
それももちろん、受付番号は違います。(以下C)
そのBとCの受理メールは同じ文面ですが、Aとは違います。なんでバリエーションそんなあるの?
AとBは申請内容自体は同じ。
DeepL翻訳してみると気になる箇所が1つ。
お客様のメールアドレスと、お客様が苦情で共有された追加情報を、報告された販売者に提供しました。この報告に対する撤回を提供するために、彼らから連絡が来るかもしれません。撤回または成功した訴えがない場合、元のアクションはそのまま残り、報告された販売者は報告されたASINに再出品することができなくなります。この苦情を撤回することで、報告された出品者は報告されたASINに再出品することが可能になります。
「お客様が苦情で共有された追加情報」って何…??
名前とメールアドレス以外同意してないですが…。
まさか「追加情報」ってこのまとめの、権利侵害の根拠となる詳細 (登録番号・URL等)の、会社名だのお名前だのの詳細の事を言っているのか…?
と思って、侵害を受けた人に届くメールを検索してみても、やっぱり開示されているのは名前とメールアドレスぐらいなんですよね…。
そりゃ泥棒に情報を送るのに同意する人いないじゃないですか。
認証コードを送った後、連絡先が既に入力済みになってたのと関係あるのかなあ…個人情報…
というかこれ、Amazonからこれ書いて送れって言われたものなので、もし情報が渡ってたら、絵描きさんたちの個人情報み~~~~~~んな渡ってますよね!?
うーん…それなら安心していいのかな…どうなんだろうな…
とりあえず昼に受理されましたが、今のところ泥棒からのメールはありません。
邪推
どうも挙動からして、調査前に動きがあるようにしか思えません。
報告が出たら出品者にまず連絡が飛び、Amazonが削除対応するまでの間に自分で消せばペナルティ無いよ~って方式なのかな?と推測しています。
だとしたら、調査開始前までに商品を戻してどうするんだろうと思いますが…。
第三者が通報するにはメールしかないっぽいですね。今の時代、普通は通報ボタンがある物だと思うのですが。
Amazonからすれば、どのような違法商品だろうと、金は金。ショバ代払ってもらえりゃいいのでしょう。
違法商品だろうと売り上げが懐に入ればよいAmazonからしたら、通報させにくくすることで、儲けになるわけです。
Amazonと中国の違法業者ってデキてんじゃね?
おまけ カスタマーサービスに問い合わせ編
自分の個人情報が渡ったのかどうかわからない気持ちをこのままもやもやと抱えているよりは、カスタマーサービスに問い合わせた方が良いと思いました。
まずAmazonのTwitterのHelpアカウントに連絡しました。
その後すぐに返事が来ました。ド深夜だというのに日本の方から…。
チャットサービスへの受付窓口に案内されたので問い合わせます。
TwitterのやりとりのURLを貼ったのですが、セキュリティ上見れないそうで、そこはカットしました。
つまるところ…個人情報は渡ってないそうですが、じゃあその追加情報って結局一体何だったんだろう…。
知的財産権侵害の状況って2枚目の冒頭で言ってますけど、これは何のことだろう…。このIDの商品やで!ってことかなあ…。
なんかあいまいな答えでしたね。まあ個人情報が渡ってないならいいかとは思いますが。
結論
こんなに不安にまみれるなら、捨てアカ作って本名も住所も嘘のもの用意するのが一番だな…。