にっき

ゲーム記や転載された絵の削除申請まとめ、療養中の記録。

犬と歩けばワンダフルを読んだ

図書館で見かけて、ダジャレが好きなのでジャケ借り。

猟師さんの事は元々興味がありましたし、その様子を見てみればリト族への深まるのかな~と思ったので借りました。それに表紙の犬の工芸品も凄く素敵!

 

本日読了。楽しかったです!

小話が詰まっているタイプの本で、感想をもはや何から書けばいいのか。

 

猟犬を使う猟師さんの中でも、成果<犬という珍しい方を取材した本のようです。

成果よりも犬たちと山で遊ぶ事の方が好きなんですね。

なんとなくなんですが、ポケモンとトレーナーってこういう感じの関係なのかな…と思いました。トレーナーは別に銃を持って獲物をしとめるわけではないですが。

普通に考えたら飼ってる動物を命の危険に晒すようなことはしないと思いますが、この人たちにとってはこれがそういう遊び、犬たちとのコミュニケーションなわけですよね。ポケモンはゲームなので特に何も気にしてないですが、かわいいかわいいって愛でてる生き物を戦わせて、楽しい~!ってしてるわけですから、似たような感じなのかなぁ…。

一方、道具としか見てない人もいるというところや、強い個体を作るための厳選・交配行為だとかも、似ているところがあるのかな?と思うと、イメージしやすいです。

 

でも犬って、強い犬同士をかけ合わせれば強い犬が生まれるものなんですかね?

人間の場合、いくら実績を持ってたって、それは努力や訓練の賜物であって子に継がれるものではないじゃないですか。

動物だとそうでもないのかなあ。まるでゲームみたい。不思議。

 

戦後あまり時のたってない時代の、猟師さんたちのお話も少しあって、それも非常に興味深かったです。お肉がお店で売ってない貴重な時代…。猟のことを「冬の遊び」とは書かれてますが、現代っ子としては「その時代の猟は本当に遊びだったの?」と思ってしまいます。だって売ってないんだったら獲ってくるしかないじゃないですか。でも遊びって事なら食べ物には困ってなかったのかな?山なら肉を食べなくても色々あったんでしょうか。

東北のマタギは生きるために猟をするとあったので、地域によっても目的が違うんですかね~。

 

子どもの頃から猟師をみて憧れて…っていうのは「山賊ダイアリー」の方もそうでしたね。人間の世界でも動物の世界でも、獲物を獲って帰ってくるというのは男の魅力の1つなんでしょうか。猟師はすぐ獲物自慢する、とか、シーズンが始まるとすぐ獲りたがるとかも、男の世界だな~。

 

時代や地域が違えば価値観が違うので、当然ながら怖いと感じる話や、おおらかという言葉では済まないだろうと思う話もありますが、そういった違いを知ることも楽しいです。昔話を楽しめるようになってきたのは、私も年を取った証拠かもしれません。

 

それと…

犬って骨食べるんですね…。漫画の中の話だと思ってました。カルシウムたっぷりだ…。

 

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