2冊読んだ。とにかく読むのが遅いので3か月ぐらいかかった様子。

なかなか過激な本だった。
当然鳥の生態を語るのには繁殖に触れる必要があるが、そこから不倫や子殺しについて書かれる…話の流れが…酷!!!愛溢れるつがいよいずこへ。
子殺し恐ろしい。もうほとんど成長しきった状態に近い雛を、よそのオスが蹴落とそうと攻撃するという。そこまでして繁殖したいのか…。本能とは恐ろしい。
それと、オスはオスで求愛時にヒナに似た声を出すらしい。バブみを感じてオギャれということ…?いや男らしさを見せてくれよと思ってしまう。
メスとオスを産み分けてるんじゃないか、という話も興味深かったのだけど、そこの言い回しが結構面白い。
父親がダサいとダサい息子が生まれる、ダサい息子だと子孫を残せないとか、そんな感じの言い回し。父親がダサい時はメスを産むのだとしたら、ものすご~~~い産む機械感すげ~~~~けど、これが…野生の現実なのか…。
人もツバメを食べてたらしい、まあ鳥は鳥なのだけど…。
人の文化の差がツバメの習性に影響を与えているのだという話も面白かった。
人んちの軒先に巣を作るもんだと思っていたけど、シェアハウスのような状態の国もあるんだとか。
貧しい国では調査どころではないらしく、調査ができるというのは豊かな証拠なんだな…。しかし貧しい国というのは貧しい理由があると思うのでどうにもならない気がする。
羽のシマシマは昼と夜の繰り返しで発生していく成長線というのも面白かった。じゃあ猛禽類のしましまとかもそうなんだろうか…。

こちらの本は前著に比べるとだいぶ平凡な感じで進んで行ったように感じたけど、とびっきりえげつねえ話があった。
とある種類のツバメでは、上位オスが下位オスに、自分のつがいと交尾させる。
その間に上位オスは下位オスのメスと交尾して繁殖する。
こわい。
自分の嫁さんにダサいオスどもの相手をさせてる間に、自分は他のメスに種付けしていくということか…。たしかによりたくさん繁殖できるし、ダサいオスより上位オスと交尾したいもんなんだろう…。
こわすぎる。エロ漫画の世界じゃん。エロ漫画だったら楽しいよ、でもこれ現実なんだよな…。
最後に「しょうもない配偶者を選んで失敗しないようにちゃんと吟味することになります。」って書かれててわろてる
しょうもない配偶者 言い方よ。
本能に動かされてるイメージあるけど、野生の世界にもしょうもない配偶者ってのがいるんだな…。
面白い本だったな。