ポケモンの映画を見てきました。
ネタバレ含むので、続きに書く。
まず上映前のドラクエのCMで泣きました。
ドラクエはそんなに遊んでいたわけじゃないんですが、
ただひたすら子供のころに戻りたいと願っている私の心にヒビをいれていきました。
上映開始後、サトシがピカチュウを守ってるところで泣きました。
もう随所随所で涙がぽろっと…。
なんか、大人として子供に抱く強い憧れとか、でも昔子供のころにアニポケ見てたこととか、
なんか複雑な気持ちが絡み合って
もう小さい頃には戻れないのに、切なくて切なくて震える…。
その反面ちょこちょこギャグかな?って部分もチラホラ。
最後のサトシとか。
でも、その直前のピカチュウの、あれは卑怯でしょ~~~
いつもいっしょにいたいから…
頭の中は光彦でいっぱいだったけど、心は正直なので泣きました。
これ、もしかして初めて喋ったのでは…???
私もポケモントレーナーになって手持ちとそういう絆を育みたい…。
あと何かとポケモンの死を身近に感じる作品でした。
ミュウツーの逆襲のように、ポケモンの命をいじくる話ではないですが、
死に少し触れながら、ポケモンも生き物なんだな、ともに生きていく仲間なんだな…という描写が強い…そんな風に感じました。
ポケモンの死自体は、初代で結構ダイナミックに直接的に触れていましたし、
今回の映画も初代をベースにしているので、なんか、まあ、そういうことなのかなーと。
レントラーのくだり、あれ、大人になるとより残酷な描写だなって思います。
大人になるにつれて、死って言うものに対して敏感になってくから。
目が覚めたら親代わりのポケモンが死んでて…って説明だったけど、
死んだ親代わりのポケモンの腕の中で気持ちよく寝てたってことよね。
立ち直れないでしょ…ルカリオとはどうやって仲良くなったのかのエピソードも欲しかったな。
サトシもあれ一度死んだよね…キャップかぶったピカチュウかわいい~とか思ってたよ。
キャップ、そういう意味だったんだね。
帽子握ったピカチュウ…心が締め付けられる…。
SFC時代の点滅しながらグラフィックが消えるような死に方は謎だけど…
攻撃してきたポケモンたちのタイプ、めっちゃいわとかじめんとかだし…
そんな謎状況吹き飛ばすくらい心が締め付けられたシーンでした。
ポケモンをだっこして走ったり、くっついてくる手持ちたち、
揺れるラッキーやモノマネされるフシギソウ、押し倒されるルガルガン、いなくなってしまうバタフリー、
信頼しあってるんだろうなって感じるルカリオとそのトレーナー、
いろんなポケモンがかわいかったな。
サトシが、ついピカチュウなら勝てたとか思ってしまう心の闇も、人間臭さを感じたし、
攻撃される瞬間にフリーズするリザードにもリアリティを感じた。
人によっては、ぽっと出のキャラとか、初代以外のキャラとかにムッと来たり、
クライマックスのピカチュウの演出を受け付けないかもしれないな~。
マーシャドーの声も、クライマックスあたりでようやく喋ったからびっくり。
でも見てよかった。
とても良い作品でした。