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自分を探しに母校の大学へ…

久しぶりに母校に行ってまいりました。

 

自分を探しに母校の大学へ…

 

私はずっと、「あなたはどんな絵を描いているんですか?」という問いに答えられる言葉を探しています。

これに簡潔に答えられるかどうか、そしてそれが相手に伝わりやすいかどうかはとても重要だと思いませんか?

「私は何者であるか」を瞬時に相手が理解できるのです。

 

そして、自分自身の道しるべにもなるので、これの答えがあるというだけで色々とハッキリします。

 

  • 自分の個性・強み・売り
  • これから育て伸ばしていく方向性
  • 自分がどの層に、どのように売り込んでいくか?

 

先ほどの問い、例えば、可愛いモンスターを描いているといえば、ポケモンを。

ロリータな女の子を描いています、といえば大体の絵柄を想像しやすいと思います。

曖昧な人よりはっきりとわかる人のほうが、印象に残るものですし、何かを頼みやすいですよね。

 

しかし、今の私はそれらがハッキリしておらず、宙ぶらりん。

私はどこを目指したらいいのだろう?わからないまま、とりあえず描きたい絵を描いています。

 

でも、私が描いているものは、「可愛い女の子」以外にどう表現したらいいかわかりません。

それだけでは曖昧で、どんな女の子だろう?となってしまいますが、かといって一貫してこういうのを描いている、という「ジャンル」もありません。

実際絵を見てても、可愛い女の子以外にテーマが一貫してませんからね…💦

季節ネタ…布多め…キレイ系と可愛い系半々…それぐらいでしょうか?

 

ここで、「女児向け」という言葉を出すとあっという間にイメージが固まります。

しかし、女児向けで活動するには、いささか私本体に難があり避けたいところ。

 

自分の売りがなんなのか、それを言葉にするのに、自分の持つ語彙だけでは表現できないのです。

 

なので大学GO!

 

ゼミの先生なら作家のプロだし何か答えやヒントを貰えるだろう!と思い突撃してきました。

(私のところではみんな教授ではなく先生と呼ぶ)

アシスタントの男性の方も交えて、久しぶりに世間話をしつつ…。ちょっと先生、年とったな、というのが心配ですが、お元気そうです。

 

結論から言うと、何も得られませんでした。でも少しスッキリ。

「プロ作家から見ても即答できん」ということがわかりました。

 

先生とアシスタントさんと、こんな会話をした記憶。

あら上手!私の知ってるハルネと違う!

きれい~~仕事来そうじゃないの

そうね、女児向けね

アナタ暗いのも明るいのも描けるから…悪く言えば器用すぎるのよ

何者なのかしらねえ…

男性向けではないですね

ちょいエロ描くと強いですよ

でも好きじゃないと続かないわよねえ…あの卒業生のショタコンの作家なんか名義使い分けて児童向けしながらアダルト作品作ってるわよ!じゃないと気が狂うんですって!

等々…

 

あまり時間が無かったため、話し込むことはできませんでした。

もう少しお話したかったな。

 

いつでもウェルカムなところなので、また遊びに行こうと思います。

 

余談

余談ですが、私のいた科や、デザイン科に、キャラクターイラスト描きたくてくる人がやってくることが増えたそうです。

専門じゃなくて大卒の肩書を取りつつだとか、マンガの専門みたいな将来不安定なところだと親が許さないので、デザイン科に~…的な。

う、うーん…。私も似たようなもので、入学してしばらくやってみて、やっぱりやりたくない…と思ったものの、すでに数年経っていて、どうしようもなくなってしまったので卒業まで頑張ったタイプの人間です。

 

もうすでに、キャラ絵を描きたい人は多く存在していて(私もその1人)、商売にしたくて学校に来たのなら、なかなか厳しい世界を体験することになると思います。

学んだことをキャラ絵に活かせればいいんですが、それはまた個人によるといいますか…私の場合は活きなかったので。

もしくは2足のわらじ…。結構器用じゃないと難しいですよね。

 

ということで、生徒たちのことを考えて、先生も少し悩んでおられるようでした。

 

私が入学する前は、ちゃんと説明会で、夢見る高校生にはキツイ一言を言っていました。

うちの科は自己との闘いで精神を病むやつが毎年出るぞ!という感じの。

今も言ってるのかな?大事なことだと思います。

 

でも夢見る高校生の私は、なんとなく楽観的に考えていたので入学したわけですが…

私がいるということは、同じような結末を迎える人もいるわけで、

それがさらに入学した学科と違うことを本当はやりたかった!と言う気持ちが最初からあるならなおさら辛いでしょう…。

 

もちろん作家として成功した人もいますし、私と少し関わってくれた人も、イラストレーターになるために実績を作って退学した人もいます。

学科で学んだことに楽しさを見出す人もいると思います。

なので、必ずダメってわけではないのですが。

いざというときに…その…

 

学費がね…

 

 

ね…

 

 

 

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