時折、鏡を見ながら思うことがあります。
「いつか、ここにシワができるのかな」
そう思うととたんに老いるのが恐ろしくなるんです。
当然ですが、老いるだなんて、こんなことは若さ絶好調な小学生もわかりきっていること。
けれど、昔は実感なんて持てるわけがなく、老いるとは、遠い未来の話でした。
しかし、老いがたぶんすぐそこに迫っていることを感じる年齢になって、その経験したことのない未知の世界が非常に恐ろしく、ただただ、恐怖と悲しみばかりが湧き上がってくるのです。
怖い、老いるのが怖い！
若い肉体を手放したくない！
高校生のころ、30代、40代の先輩や店長が、老いとは、と言うことをサラッと言っていたのを思い出します。あの時はふーん（ﾊﾅﾎｼﾞ）と言う気持ちでした。
20を過ぎてから風邪やケガの治りが明らかに悪いのですが、これから先どうなってしまうのか？想像もつきませんし、したくありません。
30なんてまだ先だし、って余裕ぶっこいてたら老いに何されるかわかったもんじゃない。
老いが！！！怖い！！！！
私が30，40に到達する前に、年をとっても素敵だよっていう風潮を作っておいてほしいし、到達したら作っていく側になりたいですね…。
