6/22 おまけと削除申請の別の方法「禁止文言入り絵での申請」について追記しました。
- 序章
- Twitterを使った削除申請のコツ
- 鍵アカや削除済みのアカウント等での消し方【比較画像作成】
- 比較画像を作らないで消す方法【禁止文言入り絵での申請】
- 送った文面のサンプル
- 削除申請で証拠が足りず突き返された時の返答例
- フォロワーさんの実践レポ
- アカウント消し飛ばす条件
- おまけ 削除申請を受けると届くメール
序章
Instagramの削除申請フォームで申請したものの、拒否されて困ってる人も多いのではないでしょうか…。だいぶ大変だったので、Twitterを利用した削除申請のコツを書き記しておきます。
なんと、非公開アカウントでも、削除申請ができます。ついでに私が実際に送った文例も掲載します。
だからアカウント消しちゃったとか移動しちゃったとかでも、応用が利くと思います。
私が削除申請をする際、こちらのサイト、コメント欄を参考に削除しました。
他にも削除申請の手順を紹介されてる方々はいらっしゃいますね。
URLをただ送っただけで削除してもらえてる方々は運が良いように感じます。
私の場合は、Twitterのサイン入りの絵を消してもらうのにすら、追加情報を出せなどと返事が返ってきます。
出来の悪いAIを相手にしていると考えた方が良いでしょう。担当者ガチャがあるのではずれたら申請しなおしてみてください。
それでも早めに削除してもらうにはコツがいりました。
まずは公開アカウントで削除の試行錯誤をしてた時のメモです。
後半には非公開アカウントでの削除メモを載せます。
Twitterを使った削除申請のコツ
私の場合はTwitterで活動しているので、ツイートを利用します。
周りに悟られたくない場合は、@tos等を利用し、TLの表面に出ないように気を付けて以下の内容をツイートします。
申請フォームに書くのではなく、ツイートを利用します。
削除申請にはできれば英語が良いと思います。翻訳にはDeepLをおすすめします。
その際はシンプルな文章と主語の指定を心がけて、日本語→英語→日本語と何度か翻訳し直したほうが確実です。
出来れば詳しく書きましょう。…と言われても困ると思います。
私が削除してもらったケースを例として掲載します。
私の絵がInstagramのユーザーに盗まれています。消してください。(英語)
盗品:URL
オリジナル:URL
このような状態ですね。
呟いたら、その「抗議ツイートの」URLも一緒に削除申請フォームに記入して、以下の文章を英語に翻訳して添えます。
削除依頼が作者自身によって行われたことを証明するURLです。
絵にTwitterIDを書き込んでいる場合、該当のアカウントのツイートを利用することで、本人が望んでいる証明にならないかと考えたところ、当たりのようです。
そのため、絵にはIDを書き込んだ方が良いと思いますが、今書いてなくても後付けでどうにでもなります(後述)
この手法で大体消えましたが、それでも「あなたの主張をもっかい送って」というメールが帰ってくる場合もあります。
その場合も同じような内容を、ちょっと文章変えたり箇条書きにしたりしただけで受理されました。
鍵アカや削除済みのアカウント等での消し方【比較画像作成】
さて、私は今、二次創作のアカウントに鍵をかけています。
Twitterはアカウントを削除し、定期的に復活させて保持していく予定です。
pixivからも撤退し、投稿済みのものは非公開にしています。
これ以上泥棒が増えないための処置ですが、これではツイートのURLを送れません。
でもポイピクという外部サイトを利用して削除することができました。
同じようにすればプライベッター等でも消えるのではないでしょうか。
まず、比較画像を作成します。
私が運営に実際に提出したものに、ぼかしを加えたものを掲載します。
これはIDをイラストに入れてない時代のものです。
でもこうやって並べて、矢印で「これとこれが同じだよ!」と示します。
ついでに投稿日時も指し示しました。私の方が当然早く投稿されてるわけですから、それをアピールしています。
これで消えました。一体何の証明になってるのかわかりませんが。
↑これは違法アップロード側にクレジットとして私のIDが記載されていたので、そこと私のアカウントのIDと、絵の中のIDを結び付けています。ポイピクには違法アップロードページのURLを乗せて、ブラウザのURLの表示部分と結び付けています。
これはかなり手が込んだ方のサンプルです。
これもかなりシンプルですね。IDを指し示すだけ。
転載側に入ってる虹色の文字、あれはいったい何なんでしょう。
この比較画像で一体何を証明できているのか、私にはわかりません。
ただ出来の悪いAIを相手にしている心づもりなので、まあ騙せりゃええんやぐらいの気持ちです。いや、自分の絵なので騙してはいないんですが…
一応、加工されたものに関しても削除してもらったことがあります。
(スクショを悪用されたくないので透かしを入れていますが、実際に提出したものには入っていません)
この場合でも、サインが消されていることなどを訴えました。
比較画像を作らないで消す方法【禁止文言入り絵での申請】
6/25追記
無断転載関係で、人に連絡を取ってお話聞かせて頂くことが多々あるのですが、こちらFacebookで教わった方法です。
以前FB運営に通報した時は「サインがないからあなたの著作物って証拠がないよね」と断られた分の無断転載について、サイン+禁止文を入れて再投稿したリンクを添えて試しに再通報してみました。
— 黎 Re:i (@Rei00029992) 2021年5月22日
結果…大勝利しました!やった~🎉🎉🎉
再投稿日よりもイラスト内に入れておいた投稿日を注視してもらえたようです。本当によかった。
— 黎 Re:i (@Rei00029992) 2021年5月22日
せっかく頂いたRTいいね、コメントの数々ごと投稿を消して再投稿しなおすのは本当に悲しかったですが、再投稿してよかったです。
当時頂いた反応は全部ログにとって保管してます。ありがとうございました。
これ、親会社が同じなInstagramでもいけるかな?と思ってたので、この度新しく転載を3件発見したのを機に試してみます。
絵にはプロパティからpngの日付を確認して入れました。
これをポイピクにポイ。
(絵自体にピンクの透かし入りとはいえ、今はまだ絵の公開が怖いので、スクショに2個追加で青い透かしを入れました。実際に提出したURLには入っていません)
ポイピクには投稿日等はありません。いつ投稿されたものかわからないので、別にいくらでも後出しじゃんけんが出来ます。
あと、絵の右下にもID入ってるんですが、IDが「無断転載禁止」の文字で消えちゃってますね…😂
比較画像を作らなくても、これのURLだけで消えるものなのかな~?
と、送ってみると…なんと、3つとも全部消えました!
しかし、別日に2つのアカウントで1枚ずつ発見したので、そちらも試してみたところ、審査にひっかかってしまいました。担当者ガチャがあるみたいですね。でも画像を作るのは面倒です。最初から透かしを入れておくと楽だと思います。
そんなことしてもトリミングも転載もされるのですが、申請する時だけ楽になります。
申請時の文面はかなりシンプルです。後述の文例サンプルのコーナーに掲載します。
これ、絵の中の日付無くても消えるかな?どうなんでしょう。それはまたいずれ実験しましょう。
「最初から無断転載対策をする方が一番コスパがいい」というお言葉を頂いておりますが、本当にその通りだと思いました。いちいち申請材料を用意しなくても、最初に投稿したURLだけで消してもらえるなんてとっても楽です。
送った文面のサンプル
1例目
比較画像を作った際の、メールの文面。DeepLを使って翻訳しています。
これはかなり丁寧に書いている方だと思います。
盗品にIDが記載されています。私のIDは「haruneichi」
盗品のURL1:****
盗品のURL2:****
盗品の左下を見てください、私のID「haruneichi」が書かれています。
盗品1には細い文字で書かれています。盗品2にははっきりと書かれています。
私が送ったオリジナルのURLを見てください。
オリジナルのURL1:****
オリジナルのURL2:****
アートをクリックするともっとよく見えます。
こちらも、左下を見てください。私のID「haruneichi」が書かれています。
そして、キャプションに盗んだ人の名前とInstagramのURLを書きました。証拠のスクリーンショットを添付しておきます。
ユーザーネームを見てください。ここのIDも「haruneichi」になっています。つまり、私自身が発信したことになります。
他にどんな証拠を提出すればいいのでしょうか?
ご指定いただければ、提出するようにします。
そして、スクリーンショット図解をしたものを添付しています。
2例目- 絵にIDを入れてなかった時
これは先ほどの「絵にIDを入れてなかった時」の削除申請です。
あの絵を違法アップしていた人は、私の絵を他にも盗んでいて、それを先に消してもらっていました。
なので、その時のクレーム受付番号を添えています。1回受理、1回拒否されました。担当者ガチャだなーと思います…
IDを入れて無い場合は禁止文言も書き足して、人目につかない場所にアップして、それを申請した方が早い気はします。
私がTwitterにアップロードしたアートを無断で使用しています。
削除してください。私のTwitterは現在非公開になっています。なので、証拠のスクリーンショットを送ります。
同じアートが使われています。
日付を見てください。私のアートは何年も前に投稿されたものです。今回、私はクレジットされていません。
しかし、私は同じユーザーに対して削除依頼を提出しました。そして、それは受理されています。(#クレーム番号)
今回も削除をお願いします。
3例目 - 6/21追記 禁止文言入りURLのみでの申請ガバガバ編
今見返すと、ちょっとこの文章は何を言いたいのか、自分でもよくわかりません…
転載禁止の文言入りなので、ただ消せと言えば良いはずなのですが…このときの私は隠しIDがあることを伝えたかったのだと思います。
このアートの作者は私です。
私は再投稿を許可しません。
このユーザーは私の作品を無断で盗用しています。
この作品の左下には私のID「@haruneichi」が入っています。
これはとても小さな文字です。
削除してください。
この時は気づいていませんでしたが、ポイピクだと表示されるのは1枚目と右下と左下に自動で透かしが載せられてしまうので、作品をクリックしないと見れません。
こんな感じ…。
しかしクリックするにはログインが必要です。
なので担当者からは見えていないはずですが…こんな主張でも受理されたので、ここの運営本当によくわからないです。
削除申請は一目見ればわかるでしょうが!と怒りたくなるような内容を示さなければなりませんので、最初の頃は何を書けばいいのかわかりませんでした。
とりあえずこれで、鍵を開けなくても消すことはできました。
私はポイピクを普段利用していませんので、人知れず消せたのではないかなと思っています。別に知られて困ることは無いのですが、こっそりやりたかったので…。
あと、相手が3枚以上盗んでいる場合はアカ消しが狙えます。後述します。
アカ消しを狙ってる場合には、削除申請活動がバレない方が良い場合もあると思いますので、外部を使っての申請が可能なことはうれしいです。
それでも勘のいい泥棒だと、申請出来ないように非公開にしたり、絵を先回り削除するようですが…。でも恐怖を与えられたなら嬉しいですね!
削除申請で証拠が足りず突き返された時の返答例
検証画像を用いても、時々突き返されます。
単なるコピペだと弾かれる可能性もあるので、同じ内容をコピペではなく、翻訳機に打ち込みなおして、画像はそのまま送りなおすだけなんですが、でも最初はどうやったらいいかわからないですよね。サンプルを載せますので、誰かの参考になれば幸いです。
※長文になるので別記事にしました。
フォロワーさんの実践レポ
私のまとめ見てフォロワーさんが実践してれましたうれしい~~~~~!!!!
ただでは死にたくなかった、このコツを誰かに教えたかったと思っていたので本当にうれしい…
私の日記よりも、フォロワーさんの実践レポの方がわかりやすいと思います。
もし困ってる方がいれば、ぜひURLをシェアしてください。
【インスタで無断転載された際の報告ガイド】1/2
— ぴこ (@momobosi) 2022年6月13日
イラストなどが自分以外のアカウントに転載されて困っている人向けに、自分なりにスムーズに削除してくれた流れを解説してみました。
報告したいけどどうしたら…というお悩みの解決につながれば幸いです。 pic.twitter.com/t5FJwFNMoe
アカウント消し飛ばす条件
6/18追記
この削除まとめを参考にフォロワーさんが通報してくださり、アカウント削除へ追い込む条件を絞れましたので追記します。
1回につき1件(1枚)の申請を3回行い、泥棒のアカウントは消滅。
つまり3枚の申請書が受理されれば消えるようです。
絵や写真が最低3枚あれば、相手のアカウントを消すことができます。
しかし注意点があります。
YouTubeもPinterestもスリーストライク制度ですが、申請書に複数件入れた場合、それは1カウントになります。
なので3枚を1つの申請書にまとめたら、3カウントではなく1カウントです。
さらに、受理された時間が近いと、それもまとめられてしまって1カウントです。
アメリカのサービスはようわからん仕組みだわ…
絵が3枚あればアカ消しを狙えるのですが、受理された時間を遠ざけるために、1~2日に1枚申請すると良いでしょう。
アカ消し狙いの方はご注意ください。
禁止文言入りの絵での申請を試す際、ちょうど3枚あったため「この受理された時間が近いと消えない現象」についてInstagramも同じなのか検証しました。ここでも1回につき1枚絵を申請でも、連続して送るとカウントされないんですね…。
アメリカのサービスはどこも似たものなんですかねえ…検証目的は達成されたとはいえ、転載アカがまだ生きてる事は嘆かわしい…。でも自分の絵じゃないものに対して申請はしないので…。その転載アカウントがもう動いてないアカウントだっただけマシですが…。
以下の内容は私が試行錯誤していた時代の内容ですが残しておきます。
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未検証ではあるのですが…、合計で5つの投稿、もしくは申請書が3枚でアカウントが消えるんじゃないか、という推測をしています。個人的にはスリーストライクなんじゃないかとは。
以前、削除申請でInstagramの無断転載アカウントを消した…っぽい事があります。
もしブロックされているのなら、相手のアカウントは私には表示されません。しかし、シークレットウィンドウでアクセスしても表示されていないので、おそらくは消えているのだと思います。
まず最初に2件通報しました。
その後、別日に2件通報しました。
最後、別日に1件通報しました。
合計で5件ですが、申請書の数は3つです。
5件で消えるのか、スリーストライク制度なのか…。
YouTubeもPinterestもスリーストライク制度ですが、申請書に複数件入れた場合、それは1カウントになります。
なのでもしかしたら、申請書の数が3つになったからかもしれません。どれもアメリカのサービスですし、似たようなものになってもおかしくないでしょう。
逆恨みされても私は責任を取れませんが、消してやりたい!という方は、申請書を3つに分けて、それを1日おきに(Pinterestは数日空けた方が良いと思います)試してみてください。
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おまけ 削除申請を受けると届くメール
どのような通知が来るのかを知りたい方はぜひ。
どちらも2019年の書き込みです。