にっき

日常や無断転載削除申請まとめ、ゲーム記録。ネガはワンクッション

絵を盗む権利意識の無い子どもたち

今日このようなツイートを見ました。リプツリーに手続きが読めます。

 

これを見たときに、ああ、なるほどねと思いました。

以前にこのニュースを見たことがあります。

sukusuku.tokyo-np.co.jp

 

ざっくり説明すると、

インターネットを使った授業をするようになり、データをポンポンとアップしてやり取りするようになるので、子どもたちの権利意識が育たないということです。

 

そりゃそうでしょう、子どもは大人を見て育つんですから。

大人がまず理解してない事が多いですからね…。

 

もしこの日記を、子育て中の方がご覧になられた場合…。

 

 

「ネット上にアップされている画像を勝手に使ってはいけない」と教えてください。

 

 

裁判しようと思えばできるんですよ。著作権に強い弁護士さんっているんです。

その記事の中にも1つ、逮捕の例がありましたね。

 

>>2010年には名古屋市の中学生=当時(14)=が人気漫画を動画サイトに無断公開して、京都府警に著作権法違反容疑で逮捕される事件も起きている。

 

14歳の子、しょっぴかれてるんです。

12年も前に。

 

 

私はこういった無断使用が多すぎて筆を折った人間です。

そういう人間はいなくなったから観測しにくいだけで、ごまんといます。

作品を盗むことは人ひとりの人生を捻じ曲げる力があります。

 

私は、親に金を出してもらい、絵の学校に通い、絵を描く仕事に就きました。

無料で搾取されるために親は金出したわけじゃないんですよ。

 

元々仕事で心に病気を持っていたので、筆を負った事でいよいよ学費分のゴミが出来たと自分を責めたことは1度や2度ではありません。

 

美大の学費調べてみてください。気が狂うぞって額です。

 

あなたが必死に稼いだ金で絵の学校に行った娘が、仕事でもプライベートでも搾取されて絵辞めたってなったらどう思います?

 

 

これはさすがに、生まれて10年そこらの子どもに理解できる感覚ではないでしょう。

でも大人なら理解できる人も多いんじゃないでしょうか。

作品じゃなくてもいい、自分が仕事でやったことの手柄を一瞬でかすめ取られた事があるならわかりますよね。

 

でもSNSやアプリって著作権チュートリアルをしないんですよ。そりゃあ金稼ぐためには多少権利を踏みつけるとお得ですから。

 

権利意識を高めないと、次はあなたのお子さんが同じ目に合う番ですよ。

 

 

そんなわけで、ひとまずこのアプリを通報しました。

これを見ると、手順は面倒くさくて本人確認ガバガバでも、アメリカの法律は削除申請が通りやすくていいですね。