あの後また数件リクエストをいただいた。
今回はゆっくりめな募集になった。もう少し待てば10件に到達しそうな気もしたけど、１つ１つが少しコスト高めな内容が多い気がした。
なんだろう、客層が変わった？という感覚があるけど、コミッションの世界で9000と10000にどれだけの差があるのかはわからない。8000出せる人が10000出せるとはあまり思えない、少数だと思うけれど、9000出せる人は10000出せる気がする…。ﾜｶﾗﾝﾅｰ
でも…さらに上乗せしていただいてる方も多かった。
元々1万欲しいと思っていたが、逆に言えば1万あれば十分だと思っていた。
やっぱり客層が変わった？と思ったが…いやでもリピーターさんも多くいらっしゃるので不思議。
不思議な世界、skeb。
人間描けるアピをして翌日すぐに閉めるのはどうかと思うが、コスト重めのリクが多いので、腰を据えて取り組めるように早めに閉じた。
自分のキャパを理解している感じ、良い傾向です。
まあしかし胃薬生活をしているとなかなか椅子に座るのも一苦労だな…。
続きからはネガティブな話。
辛い気持ちを吐き出していいなんて世間の風潮は嘘っぱちだなと思ったので、絶対に論破してこないとわかっている人以外には、望まれていない自我を出すのは控えていこうと思う。
今更急に私が切れだしたわけじゃない、別に今まで何人も論破してくる人はいて、むしろ半数以上はそのように感じている。「この人にネガティブな話はしないようにしよう」を繰り返してきた。
でももう「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」でいるのは限界だというだけだ。そんなに私は人間でいちゃいけないのか。
自我を出したら叩かれたり離れられたりするなら、ミスデザも、見たいとも言われない自分の一次創作ももうどうでもいい。日記本も、鳥の本も、もうどうでもいい。
ネガティブな話を聞きたくない、わからないなら素直にそういえばいいところを、弱ってる人間を叩くなんて人の心が無い、正気じゃない、と思うが、弱っている人間は弱っているので強者様には逆らえない。何を言われるかわからないと感じたばかりでその指摘をする事が恐ろしい、怖い。
自衛のために過ちをこれ以上繰り返してはならないから自我を薄くしていく努力をする。
それに、絵描きに求められているのは、「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」なのは、何年も前からよくわかっていたからね。
まあしかしそれでは癪なので、私が「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」に戻らざるをえないなら、チャットで楽しい話だけすることも、くるっぷに絵を投げることも、FANBOXも、辞めるか、と思っている。
「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」でいる場所は少ない方が、心が軽くなっていい。
なんなら「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」として相手しなくてはいけない縁を、バッサリ全部切ってしまった方が楽なのかもしれない。そこまでしなくても私も相手を「楽しい話をする機械」として捉えてしまっても良いだろう。他人は自分を映す鏡というしな。私がその人を映すだけだ。
こうして愚痴論破系の人種は都合よく使っていけばいい。
ああ、あなたが好きです、お話したいです、という私の純粋な気持ちがどんどん濁っていくのが気持ち悪い。
私が「人間」でも、「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」でも、絵をあげて楽しい話をすることに変わりは無いけど、「人間」としてあなたと接しているか、「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」としてあなたと接しているかで、私の抱える苦しみは大きく違う。
私のネガティブな面を全部受け入れてほしいという話ではない…。「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」でいないと摩擦が起きるということは、そういうふうにあってくれという意思表示を含むと受け取るしかない。
これは精神的に余裕がある時と無い時で考え方が逆転するという話でもあるんだけど。
Twitterで大勢に公開していた頃、そうやって「コンテンツを産む機械」として、「絵と楽しい話に限って投稿し続ける事」を、
元気がある時は、「好きな人たちが喜んでるところが見たいな！好きな人たちに見てほしいな！」とキラキラした気持ちでやっていたけど、
元気じゃない時は、「口を開けてパクパクしてるコイにエサをやっている」のと何が違うんだろう…って思っていた。いや、もっと、自動給餌機っていうか…そしてもっとエサ寄こせって時々蹴られたりするみたいな。コイはエサをくれない人間に用は無い。ゴミを食べたいとは思わない。
（そしてこういう話をTwitterとかですると、後者を本性だととらえて攻撃してくる人多そうだ、精神状態で考えがまるきり変わる人間のしくみを全然理解できてない）
喜びも悲しみも日常も尊重され、時々共感を示され、妙なクソリプを頻繁に飛ばされない…そんな「人間として」尊重されていたなら、こちらとしても相手をコイ等ではなく人間として尊重できただろう。その点は正直Twitterよりもニコ生の方が人間としていられる場だったな…。
言っておくが「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」をしていないと叩かれたりフォローを外されるのは私だけじゃない、私の相互さんたち何人かと話した時に同じような状態なのを聞いているし、日常アカを別に作る人が多い事からも、みんなそんなもんだろう。
そういや以前の相互さんの、ｱﾏﾝｿﾞ中華業者に絵を使われたショックの嘆きツイでフォロワー減ってく話とか地獄だったな。いや普段絵見て楽しませてもらってるなら許容してやれよ…慰めてやれよ…人の心無さすぎこわ…
でもまあエサをくれる代わりはいくらでもいるから、コイたちは困る事は無い。
基本的に無料でお楽しみいただけるSNSではこういうものだと思った方が良いだろうな。みんな楽しいことだけが見たいんだ。
翡翠は幸いにもよく慰めてくれる人たちがいるので、元気が無くても、好きな人たちが喜んでるところが見たいな！好きな人たちに見てほしいな！とキラキラした気持ちを保てている。お礼に絵を上げていきたい。私には絵を描くしかできる事が無いから…。
FANBOXはSNSの投稿と違ってお金のかかっていることだから、「口を開けてパクパクしてるコイ」ではなく「人間」だと思っているし、お金を頂いていること自体が何かしらの好意なのだと思う。私だったら嫌いな奴に金払わないし…。
でもお金のかかっていることだからこそ、この日記に書いてるようなことを書く場所ではないので、「私だけが」以前のように「絵だけ上げて楽しい話をしているだけの萌え生産機」の身分ではある。
だってお金払ってるんだから「絵だけ上げて楽しい話をしている」ところが見たいし、薄暗いところがあっても「裏話」はゴシップとして面白いから、それが商品になるんだ。愚痴を書く自由はあるがそれがメインになってしまっては、商品にも支援のお返しにもならない。そしてご支援いただいてる人に、愚痴を聞いてくれ！と直接お願いするわけにもいかない。
元々このメイキングのどんなことを書いたら読み物として楽しんでもらえるかな、なんて考えながら書いていたから「絵だけ上げて楽しい話をしているだけのコンテンツ生産機」寄りではあったけど、今の私にはビジネスとしてそれに耐えられるだけの精神的余裕が無い。余裕があってはじめて「お礼」を考えることが出来る。
どこかで人間として尊重されていると感じれて、余裕がある時にしか、相手の喜びを願えない。私は強い人間でもビジネスマンでもない。
弱っているときに私の話を聞いてくれよ、慰めろよ、私の気持ちを受け入れろよ、一声かけてくれよと思って何が悪い。そんなの誰だって思うことだろ。これを読んでいるあなたも、弱っている時に頼った人からは優しくされたいと思うだろ。
まあでも世間にネガティブな自我は誰にも望まれていない、むしろ誰も受け入れないと考えた方がいい。そりゃそうだ、愚痴や個人の主義主張なんて積極的に聞きたい奴がこの世に存在するわけがない、それは自衛のためのシャットダウンでもあるし、何よりみんな自分のことだけ聞いてほしいと思うものだ。カウンセラーさんが読む傾聴の技術本に書いてあったことだ。はは、人ってそういうもんだもんな。辛くなったら相談をとかどの口が言うんだ、この世は論破する人間ばかりなくせによ。薄っぺらい上っ面だけの嘘っぱちだ。
私が人間でいられるのは、ごく僅かな論破してこないとわかっている傾聴技術のある限られた人とのメッセージツールと、この日記くらいしか無いのだろうな。
