にっき

ゲーム記や転載された絵の削除申請まとめ、療養中の記録。

グリーフケア入門 悲嘆のさなかにある人を支えるという本を読んだ

www.keisoshobo.co.jp

 

結論から言うと、難しい文章を読める頭のいい人以外にオススメ出来ないな~という本でした。それでも学びは有りましたが…。

 

きっかけ

この本を読んだ理由ですが、特に誰かが亡くなったわけではありません。

それでも人生の大半を占めるものを喪失した…というよりは手放したというのが正確かもしれません。

絵泥棒に深く傷つき、絵から離れたいと願っていました。とはいえ園児の頃から続けてる事から簡単に離れられるわけもなく、絵を描かない日々は虚無でしかありませんでした。

そこから抜け出すために、色々なことを探していましたが…まあ難しいもので…。

たまたま「グリーフケア」という言葉を知っていたので、もしかしたら人の死ではないものの、応用できるのではないか?と思って、近場の図書館にある本の中から選びました。

 

内容について

まず、人の死以外も「喪失体験」になるということが書かれていました。その時点で私にとってはだいぶ大きな救いでした。

 

さらにいくぶんか、既に自分で実践していた事が書かれていました。

人の死に関して「仲間の存在を感じることが大事」といった内容が書かれていましたが、近年では核家族化や近所づきあいの減少などから、孤独に陥る人が多く、グリーフケアの講座で初めて癒される人がいるとのこと。その内容に親近感を覚えました。

私は仲間を求めてネットをさまよっていました。深く傷ついた人たちのスレを見てみたり、転載と海外文化に関する古い古い時代の個人サイトを見つけたり、被害に遭った先人にお話をお伺いしたり…ああ、こんなクソッタレな目に遭った人は、私一人ではないのだと感じられると、心が軽くなったものです。私も同じように誰かの心を軽くすることができたでしょうか…。

 

以前カウンセラー方から教えていただいた本を先に読んでいて良かったな~と思いました。傾聴の姿勢についての基本的知識を知っていると、より理解がしやすいですね。

 

ichiharune.hateblo.jp

 

わかりづらい点

と、まあ、途中までは良かったのですが。

 

理論編から非常にわかりづらくなりまして…。

この手の本をあまりたくさん読んだ事が無いので、こういうものなのかもしれませんが…

過去何年にどこの誰がこの理論を見つけました!

その理論は何年の誰々が欠点を指摘しています!

みたいな内容がもうそれはそれは何度も何度も続いていましてですね…

 

ど、ど、どうでもいい~~~~!!!!!誰が見つけたとかどうでもいい~~~~~~!!!!!!巻末にまとめて書いておいてくれればいい~~~~~!!!!!!!!!!理論の中身だけ説明してくれ!!!!!!!!!!!!!途中途中に人名とか年代とか入るとノイズになって覚えられないんじゃ!!!!!!!!!

 

それと…専門用語にカタカナ使うな!!!!!!!!!!!

例えるならソリューションだのアジェンダだのエビデンスだの、そういったクソどうでもいい横文字ばかり使ってカッコよさだけ演出して実用性を鑑みない感じですね…。

専門用語は理解が難しいものなんですよ。せめて漢字を使っていれば意味を察しやすいのに…

と言いたいところですが、漢字での専門用語も同時に入り乱れておりまして…。小難しい…!!!!!私個人的なものですが、日常的に使わないような言い回しが次々に出てくるんです、カタカナ語と一緒に…。

 

この頃になると1日に1ページ読めたら御の字なレベルで、読書スピードが遅くなりました。

この本は学者さんのアンソロジー…と言えば同じ界隈の人には伝わりやすいかもしれません、著者は1人だけではないのです。そこで理論編でわかりづらい書き方をする方だったもので…。もう…もう~~~~~!!!!!!なんもわからん!!!!!!!!

読み終えるのに2か月かかりました。長い……。

読むのに精いっぱいで、ためになるなあと思った部分ですらもう覚えていません。

 

でもこれAmazonの評価高いんです。最近教えてもらった読書メーターというサイトでもいい感じの事が書かれています…。

マジか…みんな頭いいな…。

少なくとも私のような馬鹿には読めんな…というのが正直な気持ちです。

 

結論

読んで無駄だったとは思いませんが…読むのに疲れた、めちゃくちゃ時間がかかった…なんか逆に自信を無くした…なので、もうちょっとわかりやすい文の別の本を探すべきかなあ、と思いました。

普段から文章を読みなれていて、頭が良い人向けだと感じてます。

 

 

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