にっき

ゲーム記や転載された絵の削除申請まとめ、療養中の記録。

愛は無い

5月になった。GWもあってかLTLに人がいないので、ワイワイお話した後に話題を日記に持ち帰って考え込むルーティンが崩れる。

 

こうして月が替わればさらに意識する、描きかけのままの無数の絵や漫画と、ネームたち。

私は別に、年単位で寝かすのが普通なので、スタートダッシュを絶対にするつもりはないけど、それでもやはり、Twitterに苛まれた名残で、非常に不安定ではある。

LTLでグッズを作っている人を見て、気持ちが揺れる。少し下書きに手を付けようとした。少し絵をまとめて本を作ろうかとも思った。

ただ、正直…今キャラに愛があるのかと言えばもはや無だ。あるのはかすかな情と大きな未練。惰性で描いていいものだろうか。過去の私の未練を晴らすことと、単に描かねばならないという本能、習性…そのような「揺れ」。

カードに関しては実用的だから気分が乗った。実用的なものを作るのはそれなりに楽しい。

そう考えると私の作ってきたものは、実用的ではないものばかりだ。娯楽というのはそういうものかもしれないが、透かしを入れるには苦しすぎる量のくせに、たいした質も無く、ただささやかな絵とろくにコマも割れなかったマンガばかりが残っている。

 

とはいえやること(今回はSkeb)が積みあがっていると思考が停止するのは別にいつものことなので、解消してみたら変わるかもしれない。掲示板を見ていた頃は、疲れているとそうなるものだとも書かれていたから、きっと今の私の状態はまあまあ自然な成り行きなのだと思う。

けど、問題は…一次なり二次なり、「自分の好きなものを描きたい」というエネルギーが枯渇したことで、Skebに支障が出ていること。あれをやりたい!これをやりたい!の、創作的な気持ちって、特定のキャラだけに適用されるものじゃなかったんだな。

これは…本当に、次に新しく何かを好きになるしかないのだと思うが、人為的に引き起こせるものでもない。

 

絵を描かなければ価値が無いのに、どうしたらいいのだろう。

そもそも、今はもう愛が無いというのもそうだし、日常アカやLTLで…本当は絵を描いているんだというのを黙っているのも、不誠実なのでは…。

隠し事をするのはかなり難しい質だ。バレた時にどう思われて何をされるかわかったもんじゃない。だからどこか、こういうところでもいいから、匿名じゃない場所で、私は隠し事をしていない!と、パフォーマンスかもしれないけれど、書いておくと少し安心する。

 

 

 

前にLTLで、恋人さんと行きたいところの見える化を見て、行きたいところややりたいことリストが目に見てわかると、未来に希望が持てていいなって思って考えてみたものの、どちらもさして無い。私がこれが好き!得意!やりたい!という気持ちが無いわけではない。

感情のままに思い立ったらすぐ行動しているからすぐに解消されることも多いが、そもそも私は「問われると例え好きなものでも凄い勢いで自信を無くす」性質だ。自分に自信が無い。「別にそこまで強く望んでいるわけでは…」となる。上には上がいる事を知っていると、胸を張って言えない。

 

水泳だったら人口少なそうだから、1㎞泳げるってすごいでしょ!って自慢できると思っていたけど…いや狭いからかな、泳げる人はほんと泳げる人だらけで、たかが…たかが1㎞で何を……………と、泳げる人に出会うたび凹む。

特にリアルで、相手が男性だった時なんか…性差があるから比較したってしょうがないのに。

 

上には上がいるのに好きとか得意とか言っていいのか。あの人の方が熱量が凄いじゃないか。私にできない事をしているあの人の方が。

私の凄いところってどこだろう。聞かれても困るだろうけど。それを答えてもらったとして、それをすごいとは思えないだろうな。「できるようになったこと」はそんなに自分の中ですごい事ではなくなってしまう。できないことだけがいつまでもまぶしい。そして私ができることはきっと他人もすぐにできてしまうだろう…。

 

 

散歩でスケボーとかボード屋さん?みたいなのを見かけた。エスケーエイトだったかな、あのアニメ面白かったな…と同時に心抉られる話だった記憶がある。
好きなものを教えてあげたら相手の方が才能があったとかなんちゅう地獄じゃ…

でもなんか、現実にありえそうなのが本当にきつかった。アニメだから最終的にいい感じに終わるけど、ああなったら絶縁しかない……

というか身に覚えがあるな…。絶縁ほどじゃないけど、マンガを描くのが上手だった学生時代の友人。その人を憎んで排除しようとしたことはないし卒業後も少し遊んだ、というか最初にホエぐるみを迎えたのは、卒業後にその人と池袋のポケセンに行った時だ。でもマンガを描くのが怖くなったのはあの子が主な理由だ。

 

 

1つくらい、ある程度他人より秀でてると自信を持って自覚できるものが欲しい。欲張りだろうか。

他人と比較して生きないためにはやっぱり好きなものは内に秘めるしかない…リアルでもネットでも…

 

まあ、それはそれで、なんで絵を描いていないのに仲良くしてくれるんだろう、と思い始めてしまう。それはそんなに深くは考え込んでないけれど…皆ジャンルは様々だけど、LTLは本当に作る側の人多いのに、作らない人とも話してくれるんだなぁ…。

 

 

そういえばこうして色々見聞きしたことについて書き殴るようになって…カウンセリングの内容を記録していなかった事を後悔している。自費で高かったのに。せっかく教わったことや話したことをほぼ覚えていない。それを残すのは苦痛だった。自分で希望して病院に行っておきながら思い出したくもなかった。

覚えていることは「自分が良いと思えば良いじゃないか」に対して「私は私の作ったものを常に愛しているが、他人が良いと思わなければ価値は無い」と反論していたことと、「頑張ったねと自分に向かって話しかける事が耐えがたい苦痛」であると話したこと。鏡に向かって話しかけるとかそういうやつ、気が狂っているのか。

最近になって、カウンセラーさん側の本や、グリーフケアについての本を読んだことで、多少は足しになっているかもしれないけど、どうだろう。反出生主義捗るわ~。